作品展のおはなし②

『HOPE』はちょうど1年前の

横浜の展示会に出展するために描いたもの。

今回の作品展でも飾らせてもらいました。


そもそもこれは、

関東の人たちに見てもらうせっかくのチャンスだから、東北代表の私が伝えられるメッセージを!と思っていろ~んな想いを込めて描いた絵。

上手い下手とかより、とにかく伝えたかったんです。


先日のKCF作品展の際に

「この絵を描いた方に会いたい」

とおっしゃってくれたマダムがいらっしゃいました。

たまたま見に来てくださったようでしたが、とっても感動してくれたんです。


「何とも言えないこの表情は、希望に満ちているけれど、でもそれだけじゃない。

悲しみとかいろんなものを乗り越えて、とっても複雑な気持ちで頑張って生きているわ。

そしてこのシワシワの手が全てを物語っている・・・。」 

と、少し興奮気味に、あつく語ってくださいました。


私の頭の中が全部見えているのか?!と思うほどに、私のこの絵に込めた想いを

全て、ほんとに全て、感じ取ってくださったのです(/_;)


「服の色もいいわね~~~~!深い青と明るい黄色。黄色が明るくていいわね。

このおばあちゃんの心がここにも表れているのね。」


泣ける!!!!


だってこの絵のなかで一番悩んだところなのですもの!

暗い色の服を着ているおばあちゃんが多いけど、

明るい色の洋服を着せてあげたかった。でも、不自然かな…浮くかな…

いや!ばあちゃんの気持ちもきっとそんな入り混じった気持ちなはず!


と、悩んだ私をどこかで見ていたのかな?

と思うほど、全てを理解してくださったマダム。


こんなことってあるんだな~と初めての体験でした。


普段は、パッと見て

かわいいな♪なんか楽しいな♪

ってフワッとした気持ちになれるような絵を描くようにしているけど、

こんな風に、伝えたいメッセージと想いを込めて描けば

伝わるんだなって。というか、この方のように作り手の想いを読み取れる人になりたいなと。


「とっても温かい気持ちになりました。この絵に出会えてよかった。とても満たされた

気持ち。今日はいい日だ、ありがとう。」

と、お言葉をいただきました(;_;)


私たちが絵を描く意味…。

深い。

そして、今の私にはもったいない?というか、恐縮?なお言葉。


こんな風に声をかけてくださった方の思いを無駄にしない!

次の作品を描く糧にして、もっともっと良い絵を描くぞ!!